About US ブリッジ・フォー・ピースについて
ブリッジ・フォー・ピースが産声を上げたのは2004年。
きっかけは、戦後数十年経ってもいまだ「戦争で負った心の傷が癒えない人々がフィリピンにも日本にも沢山いる」ことを知ったこと。
いてもたってもいられない気持ちでフィリピンと日本で戦争証言を集め始め、ビデオメッセージの交換が実現しました。
現在、世界各地で起きている紛争や戦争の数々を目の当たりにし、戦争の恐ろしさは過去のものではなく、現在進行形であることを認めざるを得ません。
例えば、ウクライナ戦争やパレスチナへの軍事侵攻をはじめとする地域紛争は、まるで太平洋戦争時の惨状を繰り返すかのように、無辜の市民を巻き込んだ悲劇が続いています。
戦争によって破壊された建築物や土地は数年で再生されるかもしれませんが、人間の心に刻まれた傷は数十年経っても癒えることはありません。それは、私たちが約20年に渡る取材で集めた証言を聞けば、明らかです。
それでも私たちは、ビデオメッセージ交換の実績から対話の可能性を信じています。
戦争体験を語り継ぐ人・場が減少の一途をたどる昨今、私たちブリッジ・フォー・ピースは全力で、戦争の経験者たちが語る言葉を次の世代に伝え、戦争のない未来のカタチを考える“きっかけ”を創り続けます。
Message ブリッジ・フォー・ピースについて
100年経つと人々は過去を忘れやすくなり、歴史は繰り返されると言います。
BFPではこれまで戦争体験者の生の声をきく機会に恵まれ「同じ体験を、二度と誰にもして欲しくない」という切実な彼らの想いを受け止めてきました。
私たち自身も、残酷な戦場体験を想像力を働かせながら聴かせて頂くことで「戦争は絶対にやってはいけないこと。一度始めたら何十年にもわたって苦しみが残る」ことを実感してきました。
私たちは<戦争を知らない世代>ですが、これまで培ってきたものを、次世代に広く伝えてゆく重要性を痛感しています。
「過去の戦争を知り、未来のかたちを考えるきっかけを作る」というBFPのミッションに共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひご一緒にバトンをつないでいきましょう!
特定非営利活動法人ブリッジ・フォー・ピース
代表理事神 直子
MISSION ブリッジ・フォー・ピースのミッション
過去の戦争を知り、
未来のかたちを考える
きっかけをつくる
-
心と心をつなぐ、
対話の懸け橋。
NPO法人ブリッジ・フォー・ピースは、フィリピンの戦争犠牲者と元日本兵の方々の体験を聞き取り、ビデオメッセージによって両者を結ぶ活動から始まった団体です。
戦争被害者の悲しみ、憤り、心の傷。
戦争加害者の後悔、無力感、閉ざされた心の内。ビデオメッセージを通して出会った率直な言葉は、双方の心に赦しや歩み寄りという“懸け橋”を懸けました。
私たちがおこなってきたこと、そして、今も変わらずおこなっていることは、「対話」という橋を懸ける活動です。 -
問いを持ち、
未来をつくる力を育てる。
私たちが大切にしているのは、答えや特定の主張を押し付けるのではなく、これからの未来を担う若い世代が自分自身で問いを持ち、考えを深めるための出発点をつくることです。
まず、戦争体験者の声を聞き、戦時中に実際に起こった出来事を知る。そして、「自分ならどうするだろう?」と想像したり、時には自分と異なる意見を受け入れながら、対話を通じて考えを広げていく。
そのようなプロセスが、戦争のない平和な未来をつくる行動につながると、私たちは信じています。
私たちと一緒に、あなたの考える“懸け橋”をつくりませんか?
\ ブリッジ・フォー・ピースの誕生から、これまでの歩みを知りたい方はこちら /
ブリッジ・フォー・ピースの足跡について見るoverview ブリッジ・フォー・ピースの概要
- 団体名称
- 特定非営利活動法人ブリッジ・フォー・ピース
- 設立
- 2004年
- 住所
- <愛知事務所>
〒444-0045
愛知県岡崎市康生通東1-23 Global Studies Cafe
NPO法人ブリッジ・フォー・ピース事務局
<東京事務所>
〒101-8425
東京都千代田区神田神保町3-8 専修大学神田キャンパス
長谷川 宏(法学部教授)研究室気付 - 役員
-
代表理事神直子(じんなおこ)
副代表理事鈴木 佑輔(すずき ゆうすけ)
理事淺川 和也(あさかわ かずや)
理事豊田 真穂(とよだ まほ)
理事綿貫 円(わたぬき まどか)
監事大島 俊明(おおしま としあき)





