testimony video 証言ビデオのちから
戦争を語り継いでいくのは、
戦争を知らない私たちです。
なぜあのような悲劇が起こったのか? 元兵士の方々が、どんな想いで過去の戦争について振り返りながら余生を過ごしているのか?そんな疑問を持ちながら、私たちは、戦争体験者の声を記録し続けてきました。
元日本兵約300名への聞き取りを基にした証言ビデオは、単なる歴史の記録ではなく、戦争に巻き込まれた人々の思いを直接感じることができる「体験としての戦争」を伝える重要なツールです。
私たちは書籍化・文章化された戦争体験にも触れることができます。しかし、BFPがこだわって収集してきたのは「映像記録」。
証言自体はもちろん、表情、声のトーン、強く発せられる言葉にこもった想い、言葉に詰まるときの“沈黙”…。
涙ながらに語るフィリピンの戦争犠牲者の記憶や、苦しい思い出に向き合う元日本兵の言葉は、とても力があり、心の底を揺さぶられるようなリアリティを持っています。
BFPの探求型・参加型授業では、この証言ビデオを上映しています。 若い世代に戦争の実相を伝えるとともに、未来のかたちを考える“きっかけ”を提供します。
戦争を直接経験した世代の時間は限られています。
だからこそ、彼らの声を忠実に記録し、「語り継ぐ責任」を未来の世代に託すことが、私たち戦後世代の使命です。